第4世代Apple TVが2015年9月10日発表され3ヶ月ほど経ちました。
テレビのマーケットすら手中に収めようとするアップルのマーケティングには驚きます。
しかし、第4世代Apple TVがいまだ買いどきではないわけがあります。
第3世代Apple TVから第4世代Apple TVへの進化
ではざっとどのようなアップグレードがあったかをご紹介します。
大きなアップグレードの点は
- Apple TVでは初めてApp Storeに対応
- 内部ストレージあり、価格は32GBモデルが18,400円、64GBモデルが24,800円
- iOSをベースに開発されたtvOSを採用
- 従来のApple Remoteにかわり、Siri用のデュアルマイクやTouchサーフェス、加速度センサー及びジャイロスコープなどを備えたSiri Remoteが同梱
- Siri RemoteはBluetooth接続
- Bluetoothでヘッドフォンなどを接続可能
- 方向ボタンの代わりにAppleがTouchサーフェスと呼ぶタッチパッドを搭載
今までできたこととできないこと
方向ボタンがなくなった
方向ボタンがなくなりました。
その代わりサーフェスと呼ぶタッチパッドが搭載されました。
光オーディオ出力ポートがない
新旧のモデルの背面ポートを確認すると、第3世代にあったはずの光オーディオポートがありません。その代わりといってはなんですが第4世代にはサポート用のUSBポートがUSB-Cに変わっています。
それ以外のポート類は、電源、HDMI、有線LANポートが搭載され、従来と同じです。
今まで光オーディオポートを使用していた人はこれで光オーディオポートを使用できなくなりました。
第4世代の音声出力は、HDMIを利用するか、別途Bluetooth対応のスピーカーまたはヘッドフォンを利用することになります。
Bluetoothキーボードが使えない?
第4世代Apple TVではヘッドフォンなどのBluetoothデバイスの接続に対応しています。
しかし、第3世代Apple TVで使用できた物理キーボードの接続だできなくなりました。
使っていた人にとっては不便で仕方ないかもしれませんね
ただでさえ、文字入力が貧弱なApple TVなのに・・・
参考
新Apple TVはBluetoothキーボードの接続に非対応
決定的に今が買いどきでない理由
Remoteアプリが使えない
これが決定的です。
第4世代のApple TVは、iOS用リモコンアプリ「Remote」に現状非対応です。
あの不便極まりない文字入力でWi-FiのパスワードやログインのIDとパスワード入力すると思うと・・・
もし、サーフェイスが搭載されたことにより不要だと判断されてしまったらもう開発されないことも・・・?
ちなみに、huluは対応済み
いっときは未対応だったhuluも対応しました。
huluが未対応の時はさらに買う気がなくなっていましたが
対応済みということで安心しました。
hulu
ストレージは32GBか? 64GBか?
第4世代Apple TVで、現状ストレージを消費するのは、アプリだけのようです。
つまり、映像コンテンツや音楽はストリーミングで取得するみたい。
しかし、対応アプリはあまり多くないようです。
なので、もう少し待ちなようです。
まとめ
よって、できればRemoteが対応した段階が買いどきかな、と思います。
たしかに、Apple TV単体としての操作性は上がったようですが
やっぱりAppleは他のデバイスとの連動性があるから本領を発揮できると思います。