2015.11.30

メールマガジンでメールを配信するなら 知っておきたい配信時間帯

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メールマガジンは開封率が低いし、開かれてもコンバージョンにつながらない・・・
そんなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
それでは、大切な情報を眠らせているだけで「もったいない」とおもいます。
今後もメールは重要なツールです。
どこかの通販サイトみたいにスパム並に送るのはナンセンスですが、メールマガジンはとても強力な材料になると思います。

◆目次

    メールマガジンをお送りするタイミング・時間

    すこし古くなってしまいますが「3億通のメッセージ」の配信データを元にしたインフォグラフィックが公開されています。
    GetResponseはにほんではあまり知られていませんがなかなか高機能な配信ツールです。

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    GetResponse

    GetResponseで紹介されているデータ

    • 平均的な開封率は「18.58%」クリック率は「4.51%」
    • 四半期ごとに見ると、第四四半期が最もたくさんのメールが送信される(忙しい)
    • 最もメールが送信されている日は火曜日
    • 火曜日は最も開封率もクリック率も高い
    • ほとんどのメールの開封は配信後1時間以内に行われる。4時間後の開封率は1%以下にまで下がる
    • ステップメールは、開封率が24%アップ、クリック率が47%アップすると、良い結果
    • ウェルカムメールや登録確認メールの開封率は67%。クリック率も33%高い、要活用。
    • ステップメールの間隔は2〜10メッセージ分くらいが良い

    その他にマクロミルが2010年にリサーチしたデータもあります。

    マクロミル

    メールマガジンを読む時間帯は?

    マクロミルのデータによるとメルマガを読む時間帯、パソコンでは「夜20時~23時」がピークで、
    携帯電話では「昼12時~13時」「夜18時~21時」が読む時間だそうです。

    パソコンでも携帯でも夜チェックする人が多いということと、携帯ではお昼休みや昼食中にチェックする人が多いようですね。

    メールマガジンをよんでもらうためには?

    メルマガはタイトルがすべて!

    タイトルで読むか読まないか決定する人が84%!
    興味があるかないかをタイトルで決める人がほとんどということですね。
    ここで興味を持たれないと即ダストボックス行き・・・
    しかし、メールでタイトルに入れられる文字なんか決まっていますよね。
    そもそもの文字制限は全角50/半角100文字みたいです。
    しかし、スマホのメールアプリのスレッドなどで表示される文字数はいいとこ30文字
    通知で表示されて目に入って視認される文字はもっと少なく10文字、2〜3単語でしょう
    この、数瞬で認知してもらい興味を持ってもらうために頭わひねらなければなりません。

    なんと、平均的な開封率は「18.58%」クリック率は「4.51%」

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    また、注目するのは開封率が約「20%」というデータ
    結構高い開封率だと思います。
    どのように数値を集計したのかによってこの数値は大きく変わってきますが。
    なんとなく実感として「コンタクト」ボタンや「お問い合わせボタン」などのクリック率がそんぐらいかなと思うので妥当なのかなと思われます。
    この数値を一つの尺度としてもよいと思います。

    重要なのは

    • 数を重視して間口を広く集めた、あるいはキャンペーンやプレゼントで集めたリストは開封率が高かくなる傾向があります。
    • 目立つプロモーションをせずに集めたリストは、開封率も開封率が高かくなる傾向があります。

    もっともメールが送られている曜日は・・・?

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    このグラフだと火曜日が最も多くメールが送られているようです。
    逆に土曜日が最も低く日曜日が次いで少ないです。
    休日にメールマガジンは逆効果だとの考え方からでしょうか。

    土日に送ると嫌われる、月曜日は休日に溜まったメールを処理するので埋もれてしまう。
    だから、火曜日からメールマガジンを送る傾向があるようです。

    1時間以内に開封されないメールは読まれない?

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    このデータによるとほとんどの開封は1時間以内に行われていて行われていてその後4時間たつと開封率が10%を切ります。
    つまり、1時間経過した後どんどん開封率は下がり1日経ってしまったらほぼ0%になります。
    たまに、メールの件数が何千件とか表示されている人がいますがあんな状態になって埋もれてしまいそうですね・・・

    読みたい内容と読ませたい内容は違う・・・

    ユーザーが読みたい内容は?

    ユーザーが読みたい内容は「クーポン割引情報(63%)」、「キャンペーン情報(63%)」が6割超え
    次いで「興味のあるジャンルの情報(57%)」
    「クーポン割引情報(63%)」、「キャンペーン情報(63%)」の情報のタイトルにしたら読んでもらえる確率がぐんと上がりそうですね。

    まとめ

    メールマガジン、メールマーケティングは非常に有用な手です。
    お問い合わせなどで入手したメールアドレスなどを有効に使うため色々なデータを参考にすることが重要になってきます。
    情報として配信するだけでなくユーザーについて考え開封してもらえる時間帯、読んでもらえる内容、興味を持てもらえるタイトルの書き方を研究することで
    更に強力な武器となるでしょう。