WordPressをカスタマイズする人は多分、トップージと記事ページや他のページは別のデザインにしたいとか、別のスクリプトを読み込ませたいとかあると思います。
しかし、header.phpを2つも3つも作るのはなんかナンセンスですよね。
管理もしにくいし・・・
そこで、WordPressは便利な関数を用意してくれています。
自分のメモも兼ねてこちらにまとめておきます。
WordPress の条件分岐タグ
WordPress は条件分岐タグ（Conditional Tag)というタグが用意されています。
ブログで使用すると言うよりは、普通のサイトを作るとにめっちゃ使うと思います。
トップージかどうか判別する。
トップページかどうかはis_home()を使用し判別します。
<?php if(is_home()): ?>
ここのコードが表示or実行されます。
<?php endif; ?>ただし、このis_home()はブログでよくあるページネーションで次のページに移動してもトップページと判別してしまうため純粋にトップページだけを判別したい場合は下記のようにか書き換えます。
<?php if(is_home() && !is_paged()): ?>
トップページのみ表示されます。
<?php endif; ?>トップページではないフロントページを判別するとき
is_home()では判別できないトップページがあります。
それが、WordPress上で固定ページや投稿ページを
その場合はis_front_page()を使用します。
<?php if(is_front_page()): ?>
フロントページです。
<?php endif; ?>その他、固定ページと投稿ページの判別
投稿ページはis_single()固定ページはis_page()で判別します。
ちなみに、パラメータを渡せば更に細かく判別できます。
投稿ページはブログの記事ページのことです。
ダッシュボードの投稿から作成できます。
<?php if(is_single('num')) : ?>
記事のページID："num"を表示しています。
<?php elseif(is_single(array(num1, num2, num3))) : ?>
記事のページID："num1, num2, num3"のうちのどれかをを表示しています。
<?php endif ?>固定ページは投稿とは異なりダッシュボード→固定ページから作成できます。
親子構造にできたり投稿ページにはない機能があります。
<?php if(is_page('num')): ?>
このページはページIDは"num"です！
<?php elseif(is_page('CONTACT')): ?>
このページのタイトルは"CONTACT"です！
<?php elseif(is_page('contact')): ?>
このページの投稿スラッグは"contact"です！
<?php endif; ?>条件分岐でハマった単純なこと・・・
上記のタグを書くとそれに応じたtrue / falseが返ってくるのですが、それがうまくいかない場合があります。
大昔は<script>も<head>に記述する時代がありましたが、もはや<script>の記述場所はレギュレーションやエンジニアの好みで変えられるものになっています。
WordPressでの判別において<head>内で記述するには問題ありませんがコンテンツをquery_posts()を使用し取得するとそれ以降はすべてarchiveとして認識されるためfooter.phpとかにis_home()とか書いてもfalseになってしまいます。
上記画像で言えばcontent以降です。
なので、この場合は不要になったqueryをキャンセルすればOKのようです！
記事取得の後に下記を記述します。
<?php wp_reset_query(); ?>これで、無事解決しました。！
まとめ、今回紹介したタグ一覧
| is_home() | トップページの判別 |
| is_paged() | 分割された2ページ目以降かどうかの判別 |
| is_front_page() | ダッシュボード → 設定 → 表示設定でフロントページ設定したページかどうかを判別 |
| is_single() | 個別ページ（シングルページ）かどうかを判別 |
| is_page() | 固定ページを判別する |
以上、ご参考にしてください。
